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球状星団のH-R図

プレアデス星団のような散開星団は、銀河系の円盤の中に位置しています。一方SDSSは主に銀河面の上や下を観測しています。この方向は遠い銀河やクエーサーを観測するのには適していますが、星団を見るのには適していません。実際、SDSSの早期データ公開の中にある1300万天体には星団は2つしか含まれていないのです!

SDSSによって観測された星団は両方とも球状星団です。数十万の星を含んだ、密な星団で、銀河面の上下方向に位置しています。SDSSが観測した球状星団は両方とも1950年代のパロマースカイサーベイに見ることができ、名前はPal 3とPal 5です。これらの星団の座標を下に示します。

名前

R.A.

Dec

星団の半径

ラン番号/カムコル番号/フィールド番号

Pal 3

151.3801

0.072

0.7 arc min

752/4/52

Pal 5

229.0128

-0.1082

3 arc min

756/3/756

Pal 3とPal 5の画像を下に示します。これらの画像はあなたがナビゲーションツールで を使うときに、正しい星団を見ていると確信する助けにするために示してあります。これらの 星団のパロマースカイサーベイによる元の画像を見たい場合は ここ をクリックしてフォームを使ってfitsまたはgif形式の画像をダウンロードできます。 "object name"という名前のフィールドに単にPal 3またはPal 5と入力してください。

Pal 3

画面の真ん中よりやや左下にPal 3があります。

元の大きさで見るには、画像をクリックしてください

 

Pal 5

Pal 5はずっと大きな星団です。この画像で最も明るいふたつの星の間に広がっています。

元の大きさで見るには、画像をクリックしてください

SDSSは伝統的なb,v,rフィルターとは少し違ったフィルターを使っています。そのため、 H-R図を作る場合は伝統的なB-V色指数を使うことができません。その代わりに、スペクトルの 可視領域にあるgフィルターとrフィルターを使い、G-R色指数を計算してH-R図を作ってくだ さい。

課題 6. ここをクリックして、ナビゲーションツールを開いてください。 「Mosaic」ウィンドウと「Zoom」ウインドウが開きます。これらのウィンドウの 左にある「Ra」か「Dec」をクリックしてください。左上に小さな ウィンドウが開きます。二つの球状星団のうちのひとつのRAとdecの値を入力して 「Ok」をクリックします。入力した星団が、新しく「Mosaic」ウィンドウと 「Zoom」ウインドウに表示されます。「Zoom」をクリックして「Zoom」ウインドウ を選択するとそこに目的の球状星団が表示されているはずです。

「Zoom」ウィンドウで天体のどれかをクリックすると、画面の一番上近くに小さなボックス が現れます。その天体のRAとdec、スペクトル型、そしてSDSSの五つのフィルター(u,g,r,i,z) での等級を見ることができます。

この情報を使って、球状星団についてのH-R図を作ってください。r等級をy軸に、 G-R色指数をx軸にとってください。(ヒント:それぞれの天体をノートに保存することができ ます。そうすればデータを直接Excelのシートにカットアンドペーストできます。)

星団の星だけを選ぶようにしてみてください。際立って違った性質を示す星は、 視線上で違った距離にある星かもしれません。また、星だけを選んでください。 銀河の情報を誤って記録しないように気をつけてください。図には少なくとも20から30の 星を入れてください。

問題 10. H-R図にはどのようなタイプの星が見られますか? 見ることができないの はどのタイプの星ですか?

問題 11. この星団にすべてのタイプの星を見ることができないのはどうし てですか?(ヒント:SDSSの装置による限界が原因でしょうか?)